【工学的視点】おすすめのミルク選びポイント
結論!赤ちゃんにおすすめのミルクとは?
子供の育児に日々奮闘している工学系パパです。
赤ちゃんが生まれてからミルク選びって迷いますよね。
ついつい産院で使っていたものをそのまま・・・なんて人も多いのではないでしょうか?
結論から言いますと、脳への働きに着目した工学的視点では「ほほえみ」が良いと考えます。
脳への働きに着目したミルク選び
なぜその考えに至ったか解説していきます。
よく日本で使われているものとして、
・ほほえみ
・ぴゅあ
・すこやかM1
・E赤ちゃん
・はぐくみ
・はいはい
・バランスミルク
などがあります。
これらのミルクは「乳児用調製粉乳」の基準が定められています。
そのため、基本的な成分は殆ど同じと言っても過言ではないです。
ただし、各社それぞれの特徴を出すためにより赤ちゃんに良いとされている栄養素を追加しているのです。
今回、私が着目したのは脳への働きです。
赤ちゃんへの最良の栄養は母乳とされていますが、我が家では完ミでした。
周囲の友人、知人も完母や完ミ、混合など様々で完ミだから成長が不安だなぁとも思ったことがあります。
特に赤ちゃんは脳の成長が著しいのでここで少しでも良いものがないか調べに調べた結果を皆さんにお伝えしたいです。
脳への良い働きをもたらす栄養成分は「DHA」と「アラキドン酸」です。
「DHA」は皆さん魚などに含まれる栄養素ということで馴染みがあると思いますが、「アラキドン酸」は正直馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
これらは脳への働きについて研究が行われており、栄養の効果も文献になっています。(1)
また、研究論文はもちろんのこと、ミルクメーカーも母乳に含まれる「DHA」と「アラキドン酸」に着目している会社が増えてきています。
赤ちゃんの成長や
発達に大切なDHAとアラキドン酸
それではミルクを「DHA」と「アラキドン酸」(ARA)に着目してランキングしていきましょう。
ランキング
「DHA」と「アラキドン酸」(ARA)100gあたり
1位
ほほえみ
DHA 100mg
ARA 67mg
2位
はいはい
DHA 80mg
ARA 40mg
3位
E赤ちゃん
DHA 70mg
ARA 35mg
3位(同率)
はぐくみ
DHA 70mg
ARA 35mg
4位
ぴゅあ
DHA 70mg
ARA 0mg
4位(同率)
すこやかM1
DHA 70mg
ARA 0mg
5位
バランスミルク
DHA 0mg
ARA 0mg
最後に
ミルク選びも様々な視点がありますが、今回は脳への働きに着目したおすすめのミルク選びを紹介しました。
この情報が皆様の子育てに少しでもお手伝いてきたら幸いです。
参考文献
(1)母乳および調製粉乳 と乳児の脂質栄養 米久保 明得